柳楽優弥、オリジナル人物“龍雲丸”を語る「直虎さんがあまり会ったことのないタイプの男でいたい」
大河ドラマ「おんな城主 直虎」特別インタビュー
井伊家に登用された龍雲丸一団は、領民と軋轢を繰り返しながらも次第に打ち解けていき、龍雲丸と直虎の関係も近くなる。
ーー直虎が龍雲丸を意識するシーンが話題です。
「(直虎役の柴咲コウの)ファンだったので、その方に好きなってもらえるシチュエーションというのは光栄に思います。でもちゃんと、地に足つけて現場に行っています。浮かれてないですよ(笑)。直虎さんがあまり会ったことのないタイプの男でいたいなと思っていて、衣裳や風貌をはじめ考え方とかも、今までに登場していないようなカシラ像みたいな。お互いトップの立ち位置は違うんですけど『こういうトップもいるんだな』みたいな刺激を与えあう関係を築いていけたらと思います」
ーー今後の龍雲丸一団は、物語にどんな刺激を与えるのでしょうか?
「第30回(8月6日放送)以降が話題になるかもしれません。明るくて陽気な軍団が、笑うこともなくなり、シリアスで悲しい展開になってきます。見どころですか? 僕の“目ヂカラ”を見てほしい(笑)。自分で言うのって嫌ですね」
(「歴史人」2017年8月号より)
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